通訳を本格的に学びたい社会人・学生の方、更なるスキルアップを図りたい方におすすめ!東京都内にある評判の高い通訳養成学校をご紹介します!

挫折することも多い!?通訳養成学校が厳しいのは本当?

公開日:2020/02/01  最終更新日:2020/03/11

通訳者養成スクールで学ぶと、よく考えられた学習プログラムに沿って、現役の講師が現場で必要とされる実践的かつ専門的な技術に至るまで直接指導をしてくれるため、効率良く通訳スキルが身に付きます。

一方で、途中で挫折して学校を辞めてしまうケースもあるようです。通訳の学校は、そんなに厳しいところなのでしょうか。その実情についてスポットを当ててみたいと思います。

入学時のレベルチェックが大変

まず、入学する時点で、最初の大きな関門があります。例え入門クラス・入学準備的なクラスであっても、やはり、それ相当の英語力が要求されるのです。

多くのスクールでは英語力のレベルチェックがあります。目安としては英検1級・TOEIC900点以上は必要だと言われています。この時点で「入学できた受講生は全員、少なくとも“通訳を目指せる”英語力がある」ということになります。

やっと入学できたとして、入学直後から授業が始まるとすぐ、通訳の専門技術(基礎的なレベル)を教わりながら、実技トレーニングがスタートします。それなりの英語力がある受講生たちであっても、最初はほとんど実技トレーニングに対応できません。

「リテンション & リプロダクション」「リテンション & パラフレーズ」「シャドーイング」「サイトトランスレーション」など、早い段階からさまざまなトレーニングを行うことには意味があります。まずは「瞬時に記憶し、瞬時に訳す」という通訳の基本的な動作に慣れることが必要とされているからです。

ここで受講生一人ひとりのペースに合わせていては、練習回数が減ったり、次のステップに進めなくなり、クラス全体の成長が遅れてしまうので、授業は一定のペースでどんどん進めます。結果「ついていけない」と感じる受講生が出てきてしまうのです。

進級できないこともある

入学直後から、いきなりスタートする通訳の専門技術(初級)トレーニングで、まず面食らってしまうことということがお分かりいただけたところで、次なる試練、上のクラスに進級する(できない)についてご説明します。

■再受講が「一般的」
多くの通訳者養成スクールでは、1学期(コース)終了後すぐに上のクラスを受講できるひとは限られています。全員が次のレベルに上がれるわけではありません。むしろ、ノンストップでいちばん上のクラスまで進級し続ける受講生はまずいないと思っていいと思います。

■同じクラスを継続することで着実に実力が付く
同じレベルのトレーニングを繰り返すことで、徐々に、最初はできなかったことができるようになります。そうやって、着実に力をつけて、上のクラスに上がっていく受講生もたくさんいます。

■いったん離れてもまた復帰する方も多い
なかなか上のクラスに上がれないためにいったん学校を離れていく受講生もいます。そこで、通訳を目指すことをあきらめてしまう人もいますし、しばらく休んでスクールで得たノウハウを生かして自主訓練に励み、また復帰する人も多いです。成長度合いは、人それぞれ。勉強方法の見直しや講師のひとことをきっかけに、確実に実力をつけて晴れて上のレベルに進める人も多いです。

それでも通訳養成学校はおすすめできる!その理由は?

ここまで読んでいただいて「通訳者養成スクールって厳しい」と感じられたことでしょう。しかし、それでも「養成スクールはおすすめ」と言える理由があります。

■通訳技術に「穴」をつくらないように指導してくれる
非常に稀なケースとして、独学で通訳者になる人もいますが、そういう通訳者の中には、思わぬ知識や専門用語が抜けていたりする場合があります。一通りすべて勉強したつもりでも、ちょっとしたコツを知らずに無駄な動きをしたり、自分のクセに気がつかなかったり、意外と盲点はあるものです。

スクールで継続的に学んだ通訳者は、考え抜かれた学習プログラムに則って、現場を知り尽くした講師からありとあらゆる通訳テクニックを学んでいますので、いわゆる「穴」ができにくく、多方面で活躍することが可能です

■スクールのトレーニングでたくさん経験を積める
養成スクールでは、本番さながらのトレーニングが経験できます。つまり本番に至るまでの成功体験も積めると同時に、失敗する自由もあるようなものです。プロになって失敗したら、そのクライアントからはお払い箱。いや、横のつながりから悪評が広がって業界全体から声掛かりがなくなる恐れもありますから、これは大きなメリットでしょう。

養成スクールでは本番さながらのトレーニングが経験できます。そこで成功体験を積んで自信をつけることもできますし、失敗して自信を失うことも当然あるでしょう。だからこそ、トレーニングを繰り返すのです。学校だからこそ失敗できる自由があるのです。

プロになってからでは、実際の仕事では、失敗はできません。それは、クライアントからお払い箱になることにつながります。それだけでなく、横のつながりから、悪評が広がって業界全体から声が掛からなくなる恐れもあるかもしれません。
失敗を重ねながらも、たくさんの「練習」が積めるのは、養成スクールに通って勉強をするメリットです。

■コネクションができる
講師との信頼関係やクラスメイトとの「講師やクラスメイトと一つの目標に向かって過ごす時間」「厳しい環境の中で苦楽を分かち合うクラスメイトとの関係」は一生もの。

「講師の推薦で仕事がもらえた」「クラスメイトが仕事を回してくれた」などは、業界ではよくあることです。さらに通っているスクールが通訳者派遣会社や通訳エージェントが運営する学校であれば、優秀な受講生はそのまま通訳派遣会社や事務所に登録できるというメリットがあります。

まとめ

通訳者養成スクールは厳しいのか、挫折者が出るほどつらいところなのかということについて考察してきました。結論としては、たしかに「甘い考えは通用しない」ということです。

通訳者になるためには、一定の才能と相当な努力が求められます。一般の人がイメージするような、「学校に通いさえすれば、すぐにプロの通訳者になれる」という認識で入学すると、苦労することは目に見えているのでおすすめできません。通訳の世界には明確な「辞める・辞めない」の線引きは無く、「自分の力量を見極める=辞める」「賢明な判断をする=諦める」といった自分自身の意志と意識が求められる厳しい世界です。

それでも、どうしても通訳者になりたい人、独学のリスクを避けるために穴のない実力を身に付けたい人、プロになる前に十分な通訳訓練を受けたい人、コネクションが欲しい人には通訳養成学校をおすすめしたいです。スクールによっては、挫折しそうな生徒に講師やスタッフが積極的に声をかけ、相談に乗ってくれるところもあります。

ただ「なんとなくあこがれて」「英語が得意だから」などと漠然と考えずに「自分の語学の適性を最大限に伸ばそう」と挑む姿勢が大切です。また、家庭の事情や自己都合などで、いったんお休みすることになっても、また復帰できるタイミングになったときに、再入学することも可能なのであきらめることはありません。1年後、5年後、10年後に、復帰される人も珍しくはない世界です。

非常に厳しい反面、「通訳者養成スクールは自分から諦めない限りやり直しが利くところ」と思ってもよいでしょう。

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